2024年4月14日(日)京都・青山音楽記念館(バロックザール)にて、「柴田高明マンドリンリサイタル 〜無伴奏マンドリンの世界 vol.4〜(公財)青山音楽財団助成公演」を開催いたします。
「クレモナ型、またはブレーシャ型マンドリン」という楽器をご存知でしょうか?
日本で最も普及しているマンドリンは、ヴァイオリンと同じチューニングが施された4コース複弦の「ナポリ型」と呼ばれます。「クレモナ型、またはブレーシャ型」とは、4コース単弦が張られ、やはりヴァイオリンと同じチューニングを持つ楽器の名称です。
この楽器は、19世紀初頭にウィーンやロンドンなどで広く活躍したマンドリン奏者バルトロメオ・ボルトラッツィによって著されたマンドリン教本(1805年ブライトコプフ&ヘルテル出版)に、『新しく開発された、より快適で、より柔らかく、より歌い上げる音色を持った楽器』として書かれています。
近年、無伴奏に取り組む中で、単弦マンドリンの持つ明瞭な音色への興味が強く湧いてきました。中でも、私の目標の一つである「バッハ作品をマンドリンで十分に演奏し得ること」、このテーマに今回はイタリアの製作家マルコス・カノーヴァ作によるレプリカモデルで挑戦したいと思います。
会場 | 青山音楽記念館(バロックザール) |
開催日時 | 4月14日(日)17:00開演 (開場16:30) |
チケット | 一般3000円 学生2000円(共に当日500円増) 《チケット取扱い》 ・フレット楽器ヤマサキ(Tel: 06-6948-8239 [email protected]) ・㈱サロット(Tel: 075-746-6813 [email protected]) ・青山音楽記念館(Tel: 075-393-0011) *未就学児の入場はご遠慮ください |
後援 | 大阪音楽大学 一般社団法人日本マンドリン連盟 |
《Program》
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調BWV1001
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調BWV1006
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調BWV1004
J.S.バッハ作曲