2024年4月20日(土)東京・やなか音楽ホールにて、「柴田高明マンドリンリサイタル〜無伴奏マンドリンの世界vol.4」を開催いたします。
「クレモナ型、またはブレーシャ型マンドリン」という楽器をご存知でしょうか?
日本で最も普及しているマンドリンは、ヴァイオリンと同じチューニングが施された4コース複弦の「ナポリ型」と呼ばれます。「クレモナ型、またはブレーシャ型」とは、4コース単弦が張られ、やはりヴァイオリンと同じチューニングを持つ楽器の名称です。
この楽器は、19世紀初頭にウィーンやロンドンなどで広く活躍したマンドリン奏者バルトロメオ・ボルトラッツィによって著されたマンドリン教本(1805年ブライトコプフ&ヘルテル出版)に、『新しく開発された、より快適で、より柔らかく、より歌い上げる音色を持った楽器』として書かれています。 近年、無伴奏に取り組む中で、単弦マンドリンの持つ明瞭な音色への興味が強く湧いてきました。中でも、私の目標の一つである「バッハ作品をマンドリンで十分に演奏し得ること」、このテーマに今回はイタリアの製作家マルコス・カノーヴァ作によるレプリカモデルで挑戦したいと思います。
会場 | やなか音楽ホール |
開催日時 | 4月20日(土)16:00開演 (開場15:30) |
チケット | 一般3000円 学生2000円(共に当日500円増) 《チケット取扱い》 ・(有)絃楽器のイグチ(Tel: 03-3378-5357 [email protected]) ・(株)イケガク(Tel: 03-5952-1391 [email protected]) |
後援 | 大阪音楽大学 一般社団法人日本マンドリン連盟 |
《Program》
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調BWV1001
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調BWV1006
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調BWV1004
J.S.バッハ作曲